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沖縄と豚肉
沖縄と豚肉

沖縄の豚肉の食し方は、
「豚は鳴き声以外、みんな食べる」
と言うぐらい非常に豊富です。

沖縄の代表的料理の多くに豚肉が使われます。
実際、豚肉の消費量も
沖縄の1人当たりの年間消費量と全国平均を比べてみると
1.4倍の約13.1kg。数字で見ても分かるように
沖縄の家庭料理と豚肉は密接な関係にあります。


豚肉の伝来

沖縄に豚肉が伝来するのはの14世紀半ば。
当時最大の交易相手だった中国から、
唐豚と呼ばれる品種が沖縄にもたらされ、
豚肉を食べるようになりました。

当初は、中国からの冊封使との接待用に豚肉が使われ、
一般庶民に普及するのは16世紀ごろからと言われています。


沖縄豚の各部位の方言と代表的料理


豚肉(シシ・チカナイアッタミ)

1.耳皮(ミミガー)
コリコリとした食感をもつ耳の皮、ミミガー。たいてい、きゅうりなどとあえて出されます。内地の沖縄料理店で出されているのは、ポン酢などで味付けすることが多く。沖縄では、ピーナッツバターなどで味付けする食し方もあります。

2.面皮(チラガー)
沖縄の市場などで豚の顔が売られていることがあります。面=”つら”が変化してチラガーになった思われます。和え物などに使用。

3.首皮(クンチャマ)または肩
首皮などの脂身を含む部分は油みそ(あんだんすー)などに使われます。肩は脂身が少なく筋肉質で硬い部分なのですが、沖縄はたいてい、豚を長時間煮込んで料理するものなので、多くの料理に利用されます。

4.肩ロース(メーロース)
カレーなどによく使われる、コクのある赤身の部分。沖縄ではよく赤身の煮つけで出てきます。ほとんどの沖縄料理に向いている部位。たんぱく質を摂取するのに向いています。

5.ロース(ポージシ)
豚カツなどに使用される高級肉。代表的料理はミヌダル。黒ゴマをすりつぶし蒸し上げる料理です。この他に肉かまぼこと呼ばれるものもにも使用します。

6.ヒレ肉(ウチナガニー
一匹からあまりとれない最高級肉。脂身が少なく、ビタミンB1を多く含みます。病気などしたときにチムシンジという料理に使われます。この料理は肝やヒレを入れて、煎じた汁を病気の人に飲ます薬膳料理です。ヒレは本当は食べないらしいですが、もったいないから一緒に食べるみたいです。

7.もも肉・外もも肉(チビジシ)
食肉小売品質基準では、ももと外ももに分かれますが、沖縄は一緒にチビジシと呼んでいます。尻肉と書いて尻(チビ)肉(シシ)特に代表的な料理はなく主に、煮つけや炒め物に使われます。

8.ばら肉(ハラガー)
ラフテーの脂身の部分や、沖縄そばなどの上にのっている、豚の部位で一番使われている部分。骨付きアバラ肉のソーキ骨もここの部分。脂身が多く濃厚な味。皮、脂身、赤身の部分を三枚肉という。

9.腕肉(グーヤーヌジ、ヒサガー)
グーヤヌジは足のつけ根の辺りの赤肉のことをさし、ヒサガーは足の先、チマグーまで含めた足全体をさします。

10.豚足(チマグー)
豚足の指のあたりをチマグーといい、チマグーより上の腕の部分をてびちと呼びます。代表的料理は足てびち。豚の足を大根や昆布などと一緒にとろけるぐらいまで煮込む料理です。そのとろけ具合が、脂っこいものと感じさせますが、豚足は実際、バラの半分ぐらいの、肩ロースと同じぐらいの脂質ですんで、サッパリしています。

11.豚の内臓で食材として利用がみられるもの
  • 肝臓(チム):チムイリチー・チムマキ(肝巻)
  • 腎臓(マーミ)
  • ひ臓(タキー)
  • 胃腸(ナカミ):中身の吸い物
  • 肺(フク)
  • 血液(チー):チイリチー
  • 腸間膜(アミアンダ)
  • 舌(シバ)


沖縄料理は脂っこい?

豚肉料理の多い沖縄料理は脂っこいものと思っている方は多い。
しかし、沖縄の豚肉の使い方はほとんど煮込んで使います。
豚肉はゆでると脂質減少率は51.6%と半分になります。
だから、沖縄の豚肉料理は意外とサッパリしています。
一度、ご賞味あれ。
ちなみに、網焼きの脂質減少率は14.2%です。


沖縄の豚肉生産地

名護市・具志川市・糸満市・具志頭村


沖縄の豚肉品種

ランドレース・大ヨークシャーが多数


沖縄のブランド豚

あぐー・やんばる島豚・琉美豚など
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